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〒899-2431 鹿児島県日置市東市来町美山1715
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よく陶工渡来の日を、その地に焼物が発生した日と同一に考える人があります。 しかし人が渡って来た事と産業が生まれた日はなかなか重なりません。 有田で白磁を発見した有名な李三平も、1597年に渡来してから十八年も原料の発見にかかっているのです。 薩摩焼の場合も代表的白薩摩の陶土を領内で発見するには、渡来してから二十二年。 すでに二代目の時代になりかけておりました。 如何に新しい土を探すことが至難なことかお分かりと思います。 しかし、おそまきながら白土発見の報告は島津藩の幹部を喜ばせます。 何しろ儒教という新しい思想が入って来て、その中で最も貴重に扱われたのは純白の色です。 時代の求める色だったのです。 又、かつて朝鮮在庫の時見た李朝白磁の美しさ。 月明かりの美と言われる、冷たく上品なたたずまいは忘れることが出来ず、この度の白土の発見は長い憧れを満たしてくれることになるのです。 この白陶土発見により苗代川の陶卿に藩が注目し始めることになるのです。
火計り茶碗
(初代 沈当吉 伝世)
高8.9cm×幅14cm
薩摩焼の陶祖
陶工の渡来
焼物文化の始まり
第一陶器"黒もん"
第二陶器"白もん"1
第二陶器"白もん"2
薩摩の土瓶
上絵具の開発
タタキ技法
薩摩焼の盛衰
文化を伝えた人達
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